タワーマンションの疑問を解決します

タワーマンションの管理費の内容

タワーマンションの管理費の内容 タワーマンションの管理費は、住人が快適に暮らすために使われているお金です。
まず、建物の設備の管理やメンテナンスにかかる費用が挙げられます。
エレベーター・貯水タンク・消防設備などがあります。
定期的にメンテナンスを行わないと、故障してしまうこともあるので注意が必要です。
また、タワーマンションは高層建築物に該当するので、一般的なマンションにはない設備もあります。
非常用エレベーターやヘリポートなどです。
これらの設備の点検やメンテナンスにも費用がかかります。
それから共用スペースの維持管理にかかる費用もあります。
共用スペースの清掃や電球の交換、植栽の管理などです。
タワーマンションにはプレイルームやスポーツジム、スパなどが備わっていることもあるので、こういった施設の維持管理費も発生します。
受付にコンシェルジュがいる場合には、コンシェルジュの人件費も必要です。
セキュリティ対策として警備員を配置している時には、その分の人件費も必要になります。

タワーマンションの固定資産税が変更になりました

タワーマンションの固定資産税が変更になりました タワーマンションを購入しようとしている方は、固定資産税の扱いに注意が必要になります。
平成29年に税制改正が実施されたことによって、高階層になればなるほど固定資産税も高くなる仕組みが取り入れられているのです。
今までの課税評価額は、階数によらず面積が一律であればすべて同じ金額になっていました。
改正後は高層階は増額となり、低階層は減額されることとなったのです。
もともとタワーマンションの取引価格は、階数で異なります。
にもかかわらず、従来はマンション全体で平均されていました。
低層階に住む住民にとっては、不公平感が生じることとなっていたのです。
そこで、取引価格すなわち資産価値によって税額を決めようということとなりました。
税制改正の影響があるのは、2018年以降に建てられた20階以上のマンションということです。
税制改正後に購入したとしても、2018年以前に建設された中古マンションの場合は、これまで通りのマンション全体で一律の金額が課されることとなります。